前回、前々回とフォークの分解と洗浄を行いましたが、今回から組み立てに入ります。
まずは、フォークスプリングの長さを確認して交換するパーツを取り付けて組み立てていきます。
ただし、私の場合はオフロードを走るわけではないですし違いがわからないのでwサスペンションの機能として問題なさそうであればパーツの交換は不要という考えで進めていますwww
でわ続きをご覧ください!
※素人が遊びでやっている作業ですのでうのみにせず参考程度にしておいてください。
フォークスプリングの長さ確認
フォークスプリングの長さの使用限界は、
- 481.4mm以下は交換
となっています。0.4mmまで測るものを持っていないのでメジャーで測りました。
できるだけ正確に測れるように仕事で使っていた測り方で長さの確認をしました。
やり方は100切りといってメジャーの10cmのところにフォークスプリングの端をあわせます。
そうするとフォークスプリングの反対側が今回の場合は約586mmになっていますので、マイナス100mmするとフォークスプリング長さは486mmです。
使用限界の481.4mmを超えていないので交換はしません😁
なぜこのような測り方をしたかというと、メジャーで測る場合にメジャーの先端が下のように若干動くと思います。
通常の測り方だとメジャーの先端をスプリングに引っ掛けて測るか、伸ばしたメジャーを固定してスプリングの先端をゼロに合わせると思います。
ですが、その測り方だとメジャーの先端が動くため正確に測れない可能性があります。
今回は0.4mmまでは測れないのでしょうがないですが、ミリ単位で測りたい場合はこの方法がオススメです😁
パーツ組み付け
新品部品は以下を使いました。
- オイルシールセット(N.T.B FOH-26S)
- ブッシュガイド(ホンダ純正 51414-KAE-771)
- センタボルトワッシャー(ホンダ純正 90544-KS7-003)
- Oリング(ホンダ純正 91356-KZ3-003)
まずはじめにフォークインナーにダストシール、ストッパリング、オイルシールの順に組み付けます。
ダストシールとオイルシールは痛まないようフォークにラップ等をかぶせて組み立てます。
その後バックアップリング、ガイドブッシュ、スライダブッシュという3つのリングを取り付けます。
因みにオイルシールは上下がわかりにくいですが、この部分がアウターチューブ側になります😏
アウターチューブにインナーチューブを差し込んでオイルシールから打ち込みます。
このオイルシールがクソほど入らなくて苦労しましたwww
オイルシールセットは純正品(51490-KAE-305)と互換があると記載があったのですが、間違ったんじゃないかと思うほど入り辛かったです。。。
※コメントで教えていただいたんですが、この写真ではオイルシールが上下逆になっているので、取付の際には注意してください。。。
そのあとストッパリングを取り付けます。
そしてダストシールを取りけたのですがこれもクソほど入りません。。。
あまりにも入れづらいのでネットで調べたんですが、どの方がやってるものも特に入りづらい感じはなく私が下手くそなのか、部品を間違ったのか、、、
とりあえずなんとか入れることが出来ました😅
次はフォークダンパーにセンタリングプレートを付けてフォークの中に差し込みます。
差し込む方向はセンタリングプレートをインナーチューブ側に差し込みます。
フォークダンパーを差し込んだらセンタボルトにワッシャーを取り付けてインナーチューブ底のほうにねじ込みます。
次はフォークダンパーの上にネジが切られているのでロックナットを取り付けます。
ネジの上からロックナットの上までが14mmになるように調整します。
そしてフォークオイル注入です!
今回はヤマハのサスペンションオイルを入れます😏
理由はホンダ純正がやたら高いため安いもので済ませたかったのと、オイルの特性がだいたい同じだったのでこのオイルにしました😲
純正指定のオイル量は693㎥ですので多めに700㎥入れます。
オイルを入れ終わったら、フォークの上を手でふさぎ数回上下させてオイルのエアーを抜きます。
そして重要なオイルレベルを調整します😏
オイルレベルの指定は95mmです。
フォークインナーに専用の工具をはさんだ状態で測る必要があるのですが、廃盤で売っていないのでそのままで測りますwww
ネットで調べると専用の工具は約5mmほどで、フォークをオーバーホールしてる方は純正指定の油面からマイナス5mmしているので私もその方法をとりました。
ですので今回は90mmで調整を行っています。
調整が完了したらスプリングカラーとスプリングをフォークの中に入れます。
スプリングはテーパー状になっている方を上に向けるとサービスマニュアルに記載があったのですが、どう確認しても上下でどっちがテーパーになっているかわかりませんでした。。。
ですので、もともと入っていた状態に戻しました😏
スプリングとスプリングカラーはオイルに気泡が立たないようゆっくりと入れます。
スプリングカラーを入れるとロックナットを取り出しにくいので、何かにひっかけてスプリングカラーを入れることをオススメします😏
私はビニールひもをひっかけておいてスプリングカラーを入れました😲
そしたらロックナット下にシートストッパーを挟み込みます。
ロックナットを固定してフォークボルトを締めます。
その後フォークボルトをアウターチューブに仮締めします😁
これでフォーク本体の組み立てはとりあえず完了です!
初めてフロントフォークのオーバーホールなんですがなんとか組み立て完了してホッとしましたwww
次回は車体に組み付けをしますので、よかったらご覧ください😁
ご訪問いただき有り難うございました!
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