前回はポイント調整を行いましたが、今回はファンにキックギアの取付がまだ終わっていないのでその作業と、トルコン側のフリーホイールの取付を行います。
キックギアの部品はもともと取り付いていたものを戻すだけなのですが、フリーホイールは新品の部品を組み込みます。
新品部品なので問題なく作業できると思ったのですが、実は落とし穴がありましたwww
毎度ネットの情報をみてみるとすんなり入っているような方々ばっかりだったので問題なく作業できるのかと思っていましたが、、、とりあえずやるしか無いので作業を進めました。
それでは作業開始します!
キックギア取付
ファンの先へキックギアを取り付けるための台座をはめます。
スプリングワッシャーとプラスネジで留めます。
台座へキックギアが動きやすいよう、グリスを塗っておきます。
そしたらギア本体を取り付けますが、ギアには表裏があります。
上の写真が表側で下の写真がファン側になります。
ギアを取り付けたら、ベアリングを5つ入れます。
このベアリングにもグリスを薄く塗っておきます。
※上記の作業終了後、ベアリングのすき間にスポンジを入れる必要があります!作業はこちらでご紹介しています。
そしたら台座にワッシャーを付けてスナップリングを取り付けたらキックギアの取付は完了です。
この時点でキックペダル本体を取り付けることはできるのですが、以前所有していた方の適当な塗装が汚いので落としてから取り付けますw
フリーホイール取付
それでは難関作業に突入しますw
何が難関だったかと言うと、フリーホイールがクランクケース側に全然入りませんでした😓
組み立てたフリーホイールを少し押し込めば入ると思っていたのですが、全く入らなかったので一度クランクケースを温めて作業しました。
まずは、フリーホイールとクランクケースの間に液体ガスケットを塗る必要があるので脱脂を行います。
上写真のフリーホイールの当たり面と、下写真のクランクケースの当たり面を脱脂します。
そしたら液体ガスケットを塗ります。
ガスケットは2~3分で固まるようなので、それまで待ちつつドライヤーでクランクケースを温めます。
そしてフリーホイールの表裏を間違えないようにします。
実は一度間違えてしまったので、これは三回目の作業ですwww
で、写真を取り忘れたのですが、結局入りませんでしたwww
いろいろ考えた結果フリーホイールを冷凍庫で冷やして入れることにしました。
確実に結露することがわかっていたのですが、全く入る気配がな買ったので苦渋の選択です。。。
ということでフリーホイールを冷凍庫で冷やして十分冷え切ったら取り出します。
こんな感じで冷え冷えですw
取り付ける前に一応念の為クランクケース側の脱脂を行ってから、液体ガスケットを塗りドライヤーで温めます。
そして2~3分たったのでフリーホイールをクランクケースに合わせてみると、
冷やす前と全然変わってないし。。。
少しぐらい入るかと思いましたが、感触的に全く変化がありませんでした😅
もうしょうがないので、フリーホイールを留めるビスを使ってできるだけ均等に入るよう気をつけながら無理やり組み付けました😂
見てわかると思いますがフリーホイールが思いっきり結露していますw
中もおそらく結露していると思うと。。。
もう作業してしまったのでちょっとした抵抗で除湿剤をビニール袋に入れフリーホイールにかぶせておきました笑
今後何も無ければ良いんですが。。。
ということでなんとかフリーホイールは入りましたが、今後オイル漏れや何かしら不具合があったらと思うと他のやり方があったらなと思いました。。。
まぁもうやってしまったので何かおこったらその時々で対処していこうと思います。
今までもそうですが、今回の作業は特に参考にしないほうが良いと思いますので、見られている方はご承知おきくださいw
その後、フリーホイールからオイル漏れしてしまったため、新品のオイルシールを組み込みましたw↓↓↓
それでは今回もご訪問有り難うございました!また次回よろしくお願い致します😁
コメント
お疲れ様です。
キックギアのベアリングですが隣にスポンジは入ってますか?
入れてないような感じなので。
ダイキさん
実は気づいたんですがもともと入ってなかったんで入れてませんW
普通に売られているスポンジでも問題ないんでしょうか?
無くなっている車両が殆んどです。
食器洗いのスポンジでいいです。 大きさも適当で。
ベアリングの左側に入れて下さい。 入れないと回りませんので。
食器洗いのスポンジは、黄色の波なみのヤツでいいです。
ダイキさん
ありがとうございます(^^)
忘れずに入れておきます😃