こちらの記事で「正解」を無意識の内に探していたと書いたんですが、それと同時に人の評価を気にしすぎていたということにも気づきました。
当時通っていた専門学校では建築の設計の勉強をしていたんですが、特に勉強したての頃は設計というものをどうやってやればいいかわからず苦戦していたのを覚えています。
その中で設計の課題が出されて自分なりに考えて提出した課題にダメだしをされると、どう次に進んでいいのかわからなくなることがありました。
今考えると当たり前に感じるんですが設計というものは提案をしないといけないので、どういうものが評価されるのかを考えてやってしまうと、何がしたいのか相手に伝わらないので評価されるわけがありませんw
まあ、当時は評価されることを意識はしていなかったんですが、無意識にそんな考え方をしていたと思います。
毎週間取りが変わる
設計の課題は数カ月で一つの設計をするというものだったんですが、評価を気にしだすとダメだしされるたびに違った間取りになったりしていましたw
本来はいろいろ考えた結果間取りが決定していくものだと思いますが、私の場合は二転三転は当たり前にありました。。。
その結果、夏休み明けの課題提出時に間取りが変わったものを提出するということになってしまい、課題が間に合わず留年しそうになるという状況に陥りました(笑)
同級生の課題から学ぶ
そんなこんなで課題を終わらせることができたんですが、成績上位の同級生の課題の話を聞くと明らかに「提案」をしていることに気づきました。
どういう風に建物が使われるほうが良いのか考え、それによってどういう効果があるのかを説明できるという感じに一歩も二歩も先を言っていましたw
同級生の話を聞くと自分は何か提案をしているわけでもないし、理想の状態を説明できていないなと気づかされました。
評価は二の次に
それから次の設計の課題をやるときには自分自身こんな間取りやこんな建物だったらいいなと考えるようになって、評価よりも自分が考えるいい建物というものを設計するようにしていくと自然と評価も良くなっていきました。
そこからは設計の課題は比較的成績上位になるようになって、少しは提案ができるようになっていきました。
評価を気にするあまり逆に評価されなかったということを身をもって知り、必要以上に評価を気にしすぎたと気付いた出来事でした(笑)
最後に
評価を気にすることは悪いことではないと思いますが、気にしすぎるのはあまりよくないなと気づいた私のちょっとした出来事でしたw
この経験から他人の評価は気にしすぎず、でもアドバイスや意見は柔軟に取り入れられればと思いました。
まあ、いまだに一つの視点でしか見れないことも多いですが、この気づきをこれからも活かせて行ければと感じています(´Д`)
ということで独りごとでした!
コメント