ラビットのエンジンを始動してからキャブからガソリンが漏れていたことに気づいたので、フロートの油面調整をしていきます。
サービスマニュアルを見ると簡易的に油面を調整する方法は書いてあるんですが、正確に調整する方法の記載がありませんw
また、ラビットハウスさんのHPでも正確に測る方法は書いてあるものの、自作器具やキャブレターのフロート部分が透明のガラスになったようなもので調整する記載になっているので個人でやるには若干ハードルが高いです(´Д`)
ですので今回はサービスマニュアル記載の簡易方法で油面の調整をしていきます。
やり方としては図のようにキャブレターのA-A’を水平にしてフロート部分の間を測るんですが、水平にする道具や方法もわからないので百均で買ったピンを抜くときに使う台を使いましたw
▼Aの部分がタンクからガソリンが入ってくるところなので、そこを水平にします。
上記の画像の状態でフロートが止まっているときにフロートの底の部分とキャブレターのフタ部分の裏側から39.5mm±1mmに調整します。
調整はフロート側のアーム部分を広げたり狭くしたりして調整しますが、少し広げたり狭めたりしただけでフロートの底までの間が大きく変化するので、確認しながらやったほうが良いと思います。
私の場合はオーバーフローしている状態で大体40.5mmぐらいになっていたんですが、それでもガソリンが漏れてくるので40.0mmにしたら漏れなくなりました(^-^)
▼見ずらいですがフロートの上のほうが凹んでいます。そのせいで正規の値の範囲内の40.5mmでも漏れたのでしょうか?
▼こんな感じで39.5mmにしてみたり40.0mmにしてみたりした結果、40.0mmに落ち着きました。
今回のラビットのようなフロートチャンバーの下にガソリンを抜くドレンが無い構造のキャブレターは実油面を見ることが難しいので、乗っているうちに油面が問題ないか試行錯誤をしていかないとなと感じますw
私が触ったことあるキャブレターはフロートチャンバーの底にガソリンを抜くためのドレンがあって、そこに耐油ホースを刺してドレンを開閉して油面を見たりしたことはあったんですが、その場合は耐油ホースで大体の油面が見えるので感覚で調整する必要はなかったので。。。
ただ、今回油面調整してからオーバーフローしてはいないので、とりあえずこれでラビットを復活させて乗っていって問題があれば再調整していこうと思います(^^)
という事で以上です!
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