前回はオイルシールの選定に四苦八苦しましたがスプロケットのオイルシールをなんとか交換しました。
今回はこのスプロケットをクランクケースに組み込んでいく作業になります。
スプロケットは3つありチェーンとの組み合わせがありますので毎度ですが間違えないように作業していきます。
それでは作業開始します!
スプロケットとチェーンの組合わせ
スプロケットとチェーンを組み合わせるのですが、写真のようになります。
注意する点としてはオイルシールを取り付けたスプロケットの向きです👆
オイルシールを入れた側をクランクケースのほうへ向けて挿入します。
写真の状態でクランクケースへ組み込みます。
その前にオイルシールとクランクシャフトにシリコングリスを塗っておきます笑
また、ベアリングにもエンジンオイルを塗っておきます。
エンジンを塗り終わったらクランクシャフトにスペーサーを忘れずに通します。
そしてスプロケットとチェーンを組み込むとこのようになります。
スプロケットは3つとも同時に組み込む必要があります。また、真ん中のスプロケットはベアリングに圧入する必要がありますので、忘れないよう取付けます。
まぁ忘れた場合は他のスプロケットの収まりが悪くなると思いますので気づくと思いますw
そして一番右側のリアアクスルシャフトに取り付くスプロケットはナットで固定して割りピンを入れます。
ナットを取り付ける前にワッシャーも忘れないように取り付けます😏
クランクケース組付
クランクケースを組み付ける前に念の為合わせ面の脱脂を行います。
紙製のガスケットでもやる人とやらない人がいるようですが、大した手間ではないのでおこなっておきます😏
私はペイントうすめ液で脱脂しています👆
そしたら反対側クランクケースのベアリングにもエンジンオイルを塗ります。
ガスケットを乗せ、クランクケースを合わせた際にガスケットがずれないよう気をつけてクランクケースをかぶせます。
クランクケースをあわせ終わったらプラスネジとボルトを規定トルクで締めます。
ビスはスプロケット周りに使用して、ボルトはトルコン裏側に使います。
パーツリストでトルコン裏のボルトはスプリングワッシャーと平ワッシャーで留める事になっています。
ですがもともとは曲げワッシャーで留まっていて、しかもサービスマニュアルでも曲げワッシャーで留める事になっています。
購入を忘れていたのもありますが、ネジロック剤があるんでそれで代用することにしましたw
皆さんもよく知っているこれですね😏
こんな感じでロックタイトを塗ってトルクレンチでクランクケースへ締め込みます。
これで今回の作業は完了です!
いよいよクランクケースが閉じられてエンジンらしくなってきました笑
今までは分解や洗浄等で時間を結構使ってしまったので、「進んでる感」が出てきました笑
このままスムーズに作業を進めていきたいですw
次回もエンジンの記事になると思いますので、また興味がありましたらみていただけたら幸いです😁
それではまた!ご訪問有り難うございました!
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