前回でキャブの洗浄が完了したので組み立てに入ります。
まず最初にフロート部分から組み立てようと思っていたのですが、パッキンを自作したい衝動にかられたので初めての作業ですが自作にチャレンジしていきますw
キャブレターですので当然ガソリンが漏れたりしないようにパッキンがあるので、耐油の材料を使わないといけません。
純正の品質にはかなわないと思いますが、今回は以下の3mm厚のNBRゴムシートというものを使います。
パッキンはまずフロート室側から作成しますが、フロートのパッキンがつく部分に水性マーカーを塗ってゴムシートに乗せます。

そうすると下の画像のようにマーカーがゴムシートにうつります。

このうつったあとを目安にしてゴムシートをカットしていきます。
ゴムシートに穴があいていますが、フロートについている突起が邪魔してマーカーをうつしにくいので穴があいていますw
そうしたらデザインナイフで地道に削っていきます😏

先にパッキンとなる部分の外側をカットしてから内側をカットします。



これであらかたカットし終わったので、実際にフロートに取り付けながら厚みを少しずつ削っていきますw
削っては合わせて、削っては合わせてを繰り返してこんな感じになりました😅

みてくれは汚いですが、なんとかパッキンの溝に収まりましたw
次はキャブとインマニを接続する部分のパッキンを作成します。
フロート室側のパッキンの残りがいいぐらいの大きさだったので、円切りカッターで切ります。
このパッキンも外側を切ってから内側を切るようにしました😏

また、この部分のパッキンは単純な円なのでノギスでパッキンがはまる部分の寸法を測って円切りカッターで切っています。

次はスロットルとキャブをつないでいるワイヤーの四角い箱部分のパッキンの作成です。
ジェットニードルの上の部分にもパッキンがあるので上記同様円切りカッターで作成してはめ込みます。

そうしたら、この箱部分とキャブレター同士を組み付けるために赤丸部分にビスを入れ留めます。
下の赤丸の部分にはネジ留めしたあとゴムの蓋があるので閉じます。


箱の部分にもガスケットがあったのですがゴムではなく紙のシートだったので、下のようなガスケットにもとのガスケットを鉛筆でなぞったあとデザインナイフで切って合わせます。


そしたら箱本体に乗せてビス3本で蓋をします。


これでキャブ周りのパッキン作成完了です!

今回パッキンの作成をして思ったのが、こんな複雑で手がかかるなら買ったほうが楽だし信頼性あるなとwww
実際、作成に30分ほどかかったのとネットの情報によるとNBRゴムシートもあんまりよくないようなことも、、、
値段も千円もしないので作業時間と価格、信頼性を考えると、次に同様の状況になったら購入したほうがいいかもです笑
自分でかってにやっておいてこんな結果になりましたが、ものは試しなんでいい経験ができたと思って進めていきますw
それでは今回は以上になります!
ご訪問有り難うございました!また次回よろしくお願い致します😃
コメント
内側は、どうやって、ライン引くのですか?
すみません、内側とはなんの内側でラインとはどこのラインのことをおっしゃられていますか?
初めまして。YB-1 FOURのレストアしています
キャブ周りの、ホースの接続位置がわからない
燃料コックは負圧式です
プラグにカーボン
ホースの取り付けをミスしてるかも?
プラグにカーボンが付くので
エンジンが掛からない
予備プラグが欠かせない
初めまして!
それだけプラグにカーボンがつくということは
キャブレターが社外品に変わっていたり、メインジェットの番手が標準のセッティングより大きいものになっているとかはないでしょうか?
(または、エアクリーナーのつまりなど)
また、チョークのワイヤーが常に引っ張られている状態等はないでしょうか?
自分が思いつくのはそれぐらいなので、確認していただければと思います( ;∀;)